STORY
Who, We are... 私たちの進む道
今から約1万年前。私たち人類は農耕と食糧の「備蓄」を見い出し、定住型の生活スタイルを創出しました。これまで食糧を求めて移動し、食糧源が枯渇して再び移動を繰り返していた移住型の社会に、人類史上初めて「持続可能な社会」が誕生したのです。
移動型の社会 | 定住型の社会 |
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食料を探し求めて移動する社会。持続可能性は乏しかった。 | 備蓄によって天の恵みを循環させる社会。持続可能性が著しく高まった。 |
産業革命前 | 産業革命後 |
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社会/経済(エネルギー)の規模は、人や家畜が食料を消化して活動する量の合計値で決まっていた。 | 熱を機械エネルギーに変換することに成功。エネルギー産出量は飛躍的に向上し、産業規模もこれに比例した。 |
人や家畜の食料消化が経済エネルギーの源泉だったに比べ、内燃機関の発する運動エネルギーを社会の源泉としたことで産業は急激に成長しました。
しかしながら、その一方で、太古の昔の産物(化石燃料)の多用は、社会の持続可能性を低めることとにも繋がりました。
かつては食料を備蓄することで定住型の社会を構築しました。今、私たちが再び持続可能性を高めようとするなら、何をすべきでしょうか?
最も移動させやすく、他のエネルギーに変換する技術も整っているもの。そう、電気エネルギーを蓄え、いつでもどこでも有効利用できるようにすればよい。この結論に辿り着くのはそう難しくないでしょう。
持続可能な社会(過去) | 持続可能な社会(未来) |
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食料備蓄によりエネルギー源利用の時間的自由度を高めた | エネルギーを蓄え、エネルギー利用の空間的・時間的自由度を高めれば。。。 |
取り組みが同じなら積極的に新技術を投入しても良い。新しい取り組みに向かうなら、これを支える技術は十分に成熟されているべき。私たちはそう考えます。
蓄電には様々な方法・技術があります。相当な小型化が急務で、かつ、ごく短期間に買い替えが起こる分野、つまりはモバイルデバイス等にはリチウムイオン二次電池が適することもあるでしょう。
しかしながら、新しい発想で社会基盤を構築するとき、産業上で十分に活用され続けている技術に基盤を担わせるべきです。電池で言うなら「鉛蓄電池」です。
最も成熟した蓄電技術=鉛蓄電池。センシンテクノ株式会社は、安価でかつ成熟したこの技術の最大の欠点=「短寿命」を解決することに成功しました。
私たちは鉛蓄電池の延命技術を完成させたとともに、大容量キャパシタの超高速充電・超高効率充放電を実現させる制御技術の実用化にも成功しました。
原理的には劣化しないキャパシタを革新的技術で制御することで、今までの不可能が可能になります。従来技術では超高速充電は研究室内の小片に留まりますが、この技術によれば大容量のキャパシタモジュール群を家庭コンセント用でも超高速充電できるのです。
コンビニでの会計中、会計より早くスマホを満充電する。EV車を無線給電で走行中に停止することなくオートチャージする。
自然エネルギーを源泉として、革新的技術でエネルギー循環させる社会を構築する。いつでも、どこでも、誰でも公平にエネルギーが降り注ぐ世界。
私たちの最終目標は、ユビキタスエネルギー社会の実現です。